めぐりめぐって

先日古本屋の店先で暉峻康隆著「日本人の笑い」と出会いました。
50円也。
川柳を読み解くという形で日本の神話から江戸の風俗まで面白おかしく解説してくれる良書。
もともとは井原西鶴の研究などで有名だそうですが、落語や川柳などに関する著作も多いようです。
早速他の著書もアマゾンで注文しました。


思えば小さい頃から大好きな魔夜峰央の漫画には、江戸ものや妖怪や神話が沢山出てきて、
落語を聞くようになってから読み返すとまた味わい深かったりする。
暉峻氏の文章が恩師の文章に似ているなぁと思っていたら、師が学生時代に氏の授業を受けていたりする。
そうか、そういえば初めて落語に連れて行ってくれたのも、今醒睡笑を貸してくれているのも恩師なのでした。

なるほどなるほど、ばらばらに見える出会いがいつしか繋がって、一つの知を作っていくのですね。

日本人の笑い (大人の本棚)

日本人の笑い (大人の本棚)