基礎教育

法律学概論の授業準備をしていると、大学時代のことを思い出す。
結果無価値と行為無価値とか、あーー、もっとちゃんと勉強しておけばよかったーー
と嘆き悲しみつつ、
教科書のページを繰りながら、それなりにはちゃんと覚えている自分を褒めてあげたい。
私の大学時代は、「古典」と呼ばれる教科書を使った授業が多く行われていたように思うけど、
最近は「参考書」のような教科書で授業をすることが増えていると思う。
さらっと、わかりやすく、ポイントだけ、というような。
でも、スルっと脳に入った情報は、やはりスルっと抜けていってしまうのではないかなぁ。
ハウツー本がもてはやされる世の中だけど、それで分かった気になっていてはイカンのですよ。


うちで埃をかぶっているハウツー本たち、すべて捨ててしまいたいんですけど!!