会津若松

には行ったこともあったと思いますが、歴史となると、曖昧にしか知りません。
『ある明治人の記録』は会津藩の武士であった柴五郎の遺書であり、
大政奉還明治維新のさなかで朝敵とされた会津藩藩士がどのような処遇にあったのか、文語ではありますが非常に分かりやすく書かれています。
私文書ではなく立派な歴史記録文学であると思います。
辛さや悔しさが文語であるがゆえに一層胸にささってきます。
もうちょっとその辺りの歴史を勉強しようと思います。

ある明治人の記録―会津人柴五郎の遺書 (中公新書 (252))

ある明治人の記録―会津人柴五郎の遺書 (中公新書 (252))